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問21

仮想記憶方式では,割り当てられる実記憶の容量が小さいとページアウト,ページインが頻発し,処理能力が急速に低下することがある。このような現象を何というか。

○正解
×不正解

スラッシング

スワッピング

フラグメンテーション

メモリリーク

解説

○スラッシング

なぜスラッシングが発生するかは、極端な例で考えると分かり易いです。例えば、物理メモリ容量が1ページ分しかなかった場合、異なるページにアクセスするたびにページアウトとページインを繰り返すことになります。

 

「仮想記憶(ページング方式)」

  • 仮想的なメモリ領域(論理メモリ空間)を、ページと呼ばれる固定長の小さい単位に分割して管理する。
  • ページは基本的に物理メモリに置かれるが、メモリが足りない等の場合は磁気ディスクに置かれる。
  • 【ページイン】
    磁気ディスクに置かれたページを物理メモリに読み込むこと。要求されたページが、磁気ディスクに置かれている場合に発生します。
  • 【ページアウト】
    ページを物理メモリから追い出して磁気ディスクに置くこと。物理メモリの空き領域が不足したときに発生します。ページアウトの対象となるページは、LRU(Least Recenently Used)などのアルゴリズムにより決まります。

×スワッピング

スワッピングとは、主記憶を効率的に利用するために、主記憶上の使っていないデータを磁気ディスクへ退避したり、退避したデータを主記憶から読み込んだりすることです。スワッピングが多発し、処理能力が急激に低下した状態がスラッシングです。

 

(補足)本来、スワッピングとは、プロセス(プログラム)単位で退避/読込みを行う方式のことを指していましたが、現在ではページング方式におけるページアウト/ページインのことを意味することも多いので、混乱しないように注意しましょう。

 

×フラグメンテーション

ひとつのファイルを複数の固定長の記憶領域(ブロック)に分けて記録する方式において、ファイルを構成するブロックが磁気ディスクの異なる場所にバラバラに記録されてしまうことです。

 

×メモリリーク

プログラム中で動的に確保されたメモリ領域が、不要になった後も解放されず、無駄にメモリ容量を消費することです。

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